スポーツ障害は、初期の段階で正しい処置をすることが、最も大切になります。
無理を続けてしまうと長期間スポーツができなくなってしまったり、手術等までいって

しまうと、本来持つパフォーマンスが発揮できなくなってしまいますので、早めの診察

をお勧めいたします。

当院では、障害の治療はもちろんですが、
　・スポーツ種別に合わせ、正しいフォーム（正しい体の使い方）、
　・体格に合わせた練習方法、筋力トレーニング方法
　・ウォームアップ、クールダウンの方法
等、特に予防指導を心がけております。

　予防には、家族の協力が不可欠ですので、中高生の受診時には家族の同伴を

お願いしております。

　スポーツによる障害や外傷を未然に防ぐためには、準備運動が欠かせません。

体温・代謝を上げ、関節を柔軟にするなどの効果があります。
15～20分ほど、ストレッチやジョギングなどをして身体を温めましょう。
　動作に勢いをつけるのではなく、ゆっくり筋肉を伸ばすように行うことがコツです。

　一定の動作を繰り返し行うことで関節、筋肉、腱などに継続的に負担が加わります。
スポーツ障害は、オーバーユース(使いすぎ)によって起こることがほとんどです。
　例えば、野球の全力投球は、中学生なら1日70球、週350球まで。

　　　　　高校生なら1日100球、週500球が限度です。

　中高生の時期は成長スピードや体格の個人差が大きいです。
指導者は、年齢ではなく個人の発育に合わせた指導をするよう気をつけましょう。
　筋力トレーニングは、筋肉が増えた時期に行わないと意味がありません。

身体ができていないうちは、瞬発性を養ったり身体の使い方を覚えたりしましょう。

　当院では、スポーツを楽しむ子供から大人まで、全ての人が悔いなく楽しめるよう

サポート致します。